「でしたらなおさら大々的に行うべきです。他国との交流を積極的に深める意思を国民に示さねば」
「……俺にその意思はないんだが、おまえはそれがこの国のためになると言うんだろう?」
「さすが陛下、忠臣の心をよく理解していらっしゃる」
エセルが言うと茶化しているようにも聞こえるが、ゲルハルトは咎めなかった。
額に手を当てて溜息を吐き、再びナディアのほうを見る。
「どうせこいつはあれこれ理由をつけておまえを披露するつもりだ。面倒だとは思うが、引き受けてくれ」
「ええ、この国のためになるならかまわないわ。うまく私を使ってちょうだい」
エセルはふたりのやり取りを見てほくそ笑んでいた。
「……俺にその意思はないんだが、おまえはそれがこの国のためになると言うんだろう?」
「さすが陛下、忠臣の心をよく理解していらっしゃる」
エセルが言うと茶化しているようにも聞こえるが、ゲルハルトは咎めなかった。
額に手を当てて溜息を吐き、再びナディアのほうを見る。
「どうせこいつはあれこれ理由をつけておまえを披露するつもりだ。面倒だとは思うが、引き受けてくれ」
「ええ、この国のためになるならかまわないわ。うまく私を使ってちょうだい」
エセルはふたりのやり取りを見てほくそ笑んでいた。

