(変わった味わいだわ。最初に食べた柑橘のような香りがするけど、スパイスのように舌がピリピリする。……あ、でもすごく香りが強いわね。鼻に抜けてすっきりする……)
まぶたを閉じて味と向き合っていたナディアは、すぐ近くで風が揺れる気配を感じ目を開いた。
「いい食いっぷりだな」
「ひっ!?」
空になった皿を片づけ、新しい料理を並べているのは先ほどの大男だ。
「味は?」
「お、おいしい、です」
すっかり忘れていたが、ナディアは命の危機にあったのだった。
いつこの大男に食われてもおかしくないというのに、自然と次の料理に目を奪われる。
まぶたを閉じて味と向き合っていたナディアは、すぐ近くで風が揺れる気配を感じ目を開いた。
「いい食いっぷりだな」
「ひっ!?」
空になった皿を片づけ、新しい料理を並べているのは先ほどの大男だ。
「味は?」
「お、おいしい、です」
すっかり忘れていたが、ナディアは命の危機にあったのだった。
いつこの大男に食われてもおかしくないというのに、自然と次の料理に目を奪われる。

