「この国の者はもう少し人間という種族に慣れるべきなのです。ですから、積極的に使ってやってください。あなたが我々を嫌悪していらっしゃるのなら、お望み通りに人数を減らしますが」
「嫌悪なんてそんな! よくしてくれて感謝しているの。フアールにはもう居場所がないから――あ」
余計なことを言ってしまったと口を押さえるも、エセルは微笑したままだった。
「ここがリシャール様にとってよき居場所となりますよう。なにかあればお気軽にお申しつけください」
「……ありがとう」
気まずさを覚えながらも礼を言う。
エセルはやはり微笑を返し、ナディアに城の説明を始めた。
「嫌悪なんてそんな! よくしてくれて感謝しているの。フアールにはもう居場所がないから――あ」
余計なことを言ってしまったと口を押さえるも、エセルは微笑したままだった。
「ここがリシャール様にとってよき居場所となりますよう。なにかあればお気軽にお申しつけください」
「……ありがとう」
気まずさを覚えながらも礼を言う。
エセルはやはり微笑を返し、ナディアに城の説明を始めた。

