「もし蛮族がナディア様を傷つけたら、ちゃんとフアールで対処しますからね。だからご心配なく」
「……どういう意味? なにをすると言うの?」
「戦争ですよ」
コリンヌは厩の臭気を払うように顔の前で上品に手を振る。
「属国にしてしまえば奴隷をたくさん得られるでしょう? 資源も手に入るし、労働力も手に入るなんて素敵だと思いませんか?」
「よくもそんな……」
改めて、彼らが獣人をヒトとして扱っていないのがよくわかる言葉だった。
しかしナディアは戦争を起こしたがる気持ちを咎められても、蛮族を蔑む彼らに反発はできない。
獣人に偏見があるのはナディアも同じだ。
「……どういう意味? なにをすると言うの?」
「戦争ですよ」
コリンヌは厩の臭気を払うように顔の前で上品に手を振る。
「属国にしてしまえば奴隷をたくさん得られるでしょう? 資源も手に入るし、労働力も手に入るなんて素敵だと思いませんか?」
「よくもそんな……」
改めて、彼らが獣人をヒトとして扱っていないのがよくわかる言葉だった。
しかしナディアは戦争を起こしたがる気持ちを咎められても、蛮族を蔑む彼らに反発はできない。
獣人に偏見があるのはナディアも同じだ。

