キミの愛情120%



やがて二人は雑貨屋の前を通りすぎていき、長谷部くんが戻ってくる。


「岸本さん、お待たせ。……どうしたの、ボーッとして」

「えっ?あ、ううん。何もないよ」


……そっか。

あいつは、あんな風に、女の子とデートするんだ。


そっかあ……。