「落ち着けって!俺がお前に喧嘩売るような事する訳ねぇだろ!?」
「それは…」
『原因は私にあるから、九条くんは悪くないよ!』
「……。」
私がそう言うと、九条くんからゆっくりと手を離して
今度は私の腕を掴んだ。
『えっ何』
「ちょっと2人で話そうか」
そして、にっこり微笑んだ
…いや、その表情怖いよ!!
心臓がバクバクして、息をするのも忘れそうになる。
「待て!お前、今胡桃と2人きりになるのは…!」
九条くんが何だか意味深な事を言っていたけど無視してそのまま腕を引っ張られ、半強制的に叶兎くんの部屋へ連れてこられる。
部屋のドアに鍵をかける音が聞こえて、ドンっとベットの方へ体を押された。
咄嗟に体の横の両手を出してベットに尻餅をつく。
「で?何であんな事になってたの?」
正面のデスクの椅子に座り、足を組んでこちらを見つめる叶兎くん。
じっと視線を逸らさずに見つめられて、視線が泳いでしまう。
これじゃ怪しすぎる。
「説明できないような事してたの?」
『してないよ!』
「じゃあちゃんと説明して。理由があるなら納得できるから」
『それは、そうなんだけど…』

