ていうか、やっぱりこの服露出多すぎ。
胸元とか血吸ってくださいって言わんばかりの露出量だし。
スカートの丈だって短すぎて目のやり場に困る。
誰だよこの衣装注文したの。
『ちょっ、どこ触って…』
腕の傷を綺麗に治し終えた俺は、そのままの手を滑らせて、胡桃の柔らかい太ももにそっと触れた。
ここの血って、どんな味するのかな。
今まで首元の血しか吸ったことなかったけど…たまにはいいよね?
うん、こんな短いの履いてるのが悪い。
『あの…か、叶兎くん?そ、そろそろ戻りませんか?騒ぎも落ち着いたと思うし!』
あからさまにこの場から逃れようとしてる胡桃。
朔とBLACK SKYの事について色々話しておこうと思ってここに連れてきたはずだったけど、もう完全に気が変わった。
「…風邪治ったら覚悟して。って言ったの覚えてるよね?」
『えっ、あ〜…そういえばそんな事…』
「そういうことだから。……まだ、戻らないよ」
胡桃の白い肌に唇を押し当てる。
ちゅ、と軽い音。
…ちょっと、血を吸うだけだから。
そう自分に言い聞かせながらも、それ以上を欲しがっている自分がいることを、恐ろしいほどはっきりと自覚していた。


