総長は、甘くて危険な吸血鬼 Ⅰ



ていうか、やっぱりこの服露出多すぎ

胸元とか血吸ってくださいって言わんばかりの露出量だし

スカートも短すぎる…!

誰だよこの衣装注文したの。


『ちょっ、どこ触って…』


腕の傷を治し終わった俺はもう片方の手で胡桃の太股(ふともも)に触れた。

ここの血って、どんな味するのかな。


今まで首元の血しか吸ったことなかったけど…たまにはいいよね?

うん、こんな短いの履いてるのが悪い。


『あの…か、叶兎くん?そ、そろそろ戻りませんか?騒ぎも落ち着いたと思うし!』


あからさまにこの場から逃れようとしてる胡桃。

朔とBLACK SKYの事について色々話しておこうと思ってここに連れてきたはずだったけど、もう気が変わった。


「…風邪治ったら覚悟して。って言ったの覚えてるよね?」

『えっ、あ〜…そういえばそんな事…』

「そーゆー事だから、まだ戻らないよ」



胡桃の白い肌に唇を押し当てる。
ちゅ、と軽い音。

ちょっと、血を吸うだけだから。

けどそれ以上を欲しがってる自分が、怖いくらいに分かっていた。