僕が最初に作った料理は目玉焼きとウインナーを焼き、ご飯を炊いたことだ。

味は決していいとは言えなかったが、食べられないというわけでもなかった。

日が経つにつれいろいろな料理に挑戦した。

今の世の中は便利なことにインターネットで検索すれば調理器具と材料、調味料が揃っていれば教えてくれるのだ。

しかし、学校の授業の後、アルバイトへ行き料理をするとなると大変だった。

食材だって長く保つとは限らない。

母親に相談すると小分けにして冷凍庫に入れておけば少しは長く保つとのことだった。

インターネットで検索すると、同じことを言っていた。

なるほど、これからはわからないこともインターネットで検索するという方法もあると再認識した。

しばらくすると、自分でアレンジをするようになった。

調味料に関して言えば分量で味が変わるので調べる必要があった。

一度何かの料理で失敗した時、もったいないからと次のアレンジを考えた。

そのアレンジも失敗し、次のアレンジも失敗した。

初めて料理を捨てることになった。

料理の話ばかりだが、掃除は僕とってさほど苦ではなかった。

散らかっている場所が好きではないので床にゴミが落ちていたら掃除する、ただそれだけだ。

洗濯は少し苦戦した。

決して陽当たりが悪い部屋ではなかったが、なかなか乾かないと生臭さが残る。

朝は時間もなく夕方に洗濯機を回し夜に干すことが多かった。

僕は基本的に小食ということもありご飯を食べないことも多かった。

暇な時に少し多めにおかずを作り、冷凍庫に入れて食べる分だけを電子レンジで温めることにした。

新鮮な野菜を食べる機会は減ったが、なんとか野菜は摂取しようと努めた。

体調を崩すこともほとんどなかった。

花粉を除けばだが。