先輩からの卒業 -after story-





私が巧くんに恋なんてしなければ、



  巧くんには別の未来があったかもしれない───。





     なんて、今でも時々そう思う。



  だけど、その未来が“幸せ”かどうかなんて


  きっと、私にも巧くんにもわからない。


  ただ、最期に隣にいれて幸せだったと笑いたい。



           大好きなあなたと────。




先輩からの卒業-after story-

fin.