「たまり場のいっちばん偉い人してます。よろしくね」 ニコリとした笑みを見せる彼に、彼の言葉と彼自身とのギャップに、私はまだ夢の中にでもいるのだろうかと、顔をひきつらせた。 驚きで声も出ないってこういうことなんだ。 まさかの、お偉いさんはあなたでしたか。