【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




ありえないと思いながら、顔を上げると....



「....三宅くん」



制服を着た三宅くんが立っていた。



「どうしてこんなところに....」



なんで、どうして...彼がいるの?



「ふふ、どうしてでしょう?」



そう言いながら少し意地悪な笑みを浮かべる彼を見ただけで、心がホッとした。



だけど本当にどうして彼がここにいるのか分からない。



学校へ行っている時間のはずなのに。



「とりあえず、病院へ行くよ。傷だらけなんだから。立てる?」



差し出された手をとると、彼は軽々と私を持ちあげた。



「えっ、三宅くん....!待って!」



「なに?」



不思議そうな顔をして私を見るけど、この恰好は....。