【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




私が彼を見かけるしか方法はない。



ここでずっと待って、彼が出てきたところを直撃する!?



でもそんなことすると彼に迷惑がかかるかな...。



ここまで来てしまった私に言えることじゃないんだけど....。



とりあえずここで待つしか私には方法が思い浮かばなかった。



あんまりうろうろしてもさらに不審に思われるだけだもんね。



今でも1人だけ違う制服を着ている私がいることで十分不審がられているけど。



時刻は18時前。



学校が終わってから急いできたけど、思いのほか時間がかかってしまったみたい。



道に迷ってしまったのも原因かな。



授業が終わってすぐに帰っていたら、この待っている時間は無駄になる。