【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




今日はおもいっきり泣こう。



泣いて泣いて枯れるまで泣いて。



明日からはちゃんと前を向くから、今はまだ許して。



きっと私はこの先、蒼都くん以上に好きになれる人に出会えることはないと思う。



いや、ないと確信できる。



だって彼がくれた言葉はこんなにも私の心を支えてる。



その言葉で何度私が助けられたか、何度私が救われたか。



この思い出がなくならない限り、蒼都くんのことを忘れられない。



きっと最初で最後の彼氏だ。



あなたとの濃すぎる思い出を忘れることなんてできない。



だけど、”迎えに行く”と言ってくれたあなたの言葉を信じたい。



それがいつになるのか、なんて分からないけど───。