【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




よしと心を決めて2つのキーホルダーを手に取りレジへ。



今日、ちゃんとプレゼントしよう。



これまで何度も助けてくれたお礼に。



ほんのささいなものだけど、少しでもお礼を伝えたいから。



店員さんに綺麗なラッピングを施してもらって、受け取る。



無事に買えたところで、待ってくれていた蒼都くんのもとへ向かった。



色々見すぎて長くなっちゃったかな。



「....蒼都くん!」



外で待っている蒼都くんは暗めな空気にある一筋の光のようだった。



「いいもの買えた?」



「うん。あのね、これ蒼都くんに渡したくて....」



さっき買ったスタラップを渡す。



この遊園地ならではのかわいいラッピングが施されたもの。