【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




それからまた女子トークを再開して、解散したのは17時。



お昼前に集まったから6、7時間は話していた気がする。



今は解散して最寄り駅で降りたけれど、家に帰る気分になれなくてとぼとぼ歩いている最中。



今考えれば感情に任せてあんな発言をしてしまったこと、後悔してる。



なんであんな嘘ついてしまったのか自分でも分からない。



後から自分の首を絞めることくらい考えられなかったのかなぁ。



あの時はきっと嫉妬していたんだ。



私以外の3人に彼氏がいて楽しそうなことに。



それでも私に彼氏がいないことは事実。



私だって私だって恋愛をしてみたいし、彼氏だって作りたい。



そう思って高校生になって1年生の間も過ごしたけど出来なかった。