【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




「お疲れさまでした~!ゆっくり安全バーを上げて足元に気をつけて降りてくださいね」



元気なお姉さんの声を聞いて、安全バーを上げてジェットコースターを降りた。



まだ高揚感が残ってる。



久しぶりに乗ったからなのか、心臓がドキドキしてるけど楽しかったなぁ。



ただ最初に乗ったことで髪が崩れてしまったのは仕方ないよね。



なかなかスピードが早かったから、時間的には短かったかな。



「楽しかったわね!」



「うん。綺麗な景色も見えたし楽しかった!」



1番高くなる場面で綺麗な景色が見えたし、風も気持ちよくて最高だった。



みんなせっかくセットした髪の毛が乱れているのを見て、自然と笑いあった。



....こんな時間、幸せだ。