【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




まさか彼氏ができて、一緒に遊園地に来ることができるとは思わなかったなぁ。



「じゃあ今日はおもいっきり楽しもう」



そう言って私の手をぎゅっと握った。



少し恥ずかしいけど、人前で当たり前のように手を繋げることが嬉しいな。



こんな素敵な人が私の彼氏なんだよって自慢したい。



「最初は何に乗る?」



「俺、最初はやっぱジェットコースターがいいな!苦手な人いる?」



夏男の中垣くんはジェットコースターに乗りたいらしい。



定番だよね。



「あたしは全然大丈夫だけど、季澄と三宅くんは?」



「私も大丈夫だよ!」



ジェットコースターは最初乗った時から、浮遊感が好きでよく乗ってて好き。



「俺も問題ないよ」