【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




私が言った後、三宅くんは何も話そうとせず、静かな空気が流れた。



「............」



「............」



もちろん私から話すことなんてできなくて、静かな中でお互いの存在を感じるだけ。



言ってしまった私としては非常に気まずい....。



何か反応していただかないと、私としてはどうも動けない.....。



ノーでも何でもいいから、答えを教えていただきたい。



もしかして、私の一世一代の告白が聞こえなかったというオチはないよね?



それだったら私...泣くよ?



私に残っていた最大限の勇気を出して言った大きな一言だから。



「......俺が話し始めないとダメだね」



ようやく口を開いてくれた三宅くん。