【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




「えっ...田中くんだけど....」



唐突すぎて曖昧な理解のまま答えてしまったため、名前だけ言ってしまった。



「べつに名前を聞いてるわけじゃないんだけど」



「そ、そうだよね....。ごめん」



いきなり田中くんとか言われても誰?ってなるよね。



三宅くんがさっきから怒っている感じがして、言葉がどもってしまう。



きっと私のせいで怒っているんだろうから。



「さっきの人は私の同級生で中学生の時に同じクラスだった人」



中学校で唯一3年間同じクラスだった人。



そして、私にトラウマを植え付けた張本人。



「俺の勘違いだったらごめん。だけど、2人がただの同級生には思えなかった」



「.....!!」