【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




「着いた。ここだよ」



本当に駅の近くだったようで、駅から歩いて5分くらいで着いた。



「......ここ?」



4階くらいあるビルの前。



1階はどう考えてもラーメン屋さんだけど...。



「ここの2階がカフェなんだ。そこの階段から行くんだよ」



どうやらこのビルの2階に目的のカフェがあるらしい。



おしゃれな螺旋階段をのぼって2階に行く。



見た目からしておしゃれなビルにラーメン屋さんが入っていることが少しアンバランスに思える。



2階に行くとすぐに観葉植物がおかれていて、木目調の扉があった。



扉の横にはブラックボードが立っていて、チョークでとってもおしゃれに描かれていた。