【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




やっぱり元がカッコいい人は何を着てもカッコいいんだなということを再確認。



こんなにカッコよくてあの熊鷹高校に通う頭脳明晰なんだから反則だよ。



「どうしたの?黙り込んで」



近づいてくると三宅くんの全身から放たれているキラキラオーラが眩しすぎる....!



普通の女子なら直視できないレベルだよ?



私みたいにまだ少しは鳴れている人でも、目を瞑ってしまいそうになるくらいのキラキラオーラ。



「いや、とってもカッコいいなって」



素直な感想を言ってみた。



こういうふいうちで照れたりしてくれないかなと淡い期待を込めて。



「ありがとう。でも、下平さんもかわいいよ」



私の淡い期待は一瞬で砕かれ、すぐさま反撃を食らった。