【完】彼氏(仮)とあま~い偽装恋愛




その前に告白したい。



いつだって私の進むべき道を示してくれて、ほしい言葉をくれた君に。



ただ私に芽生えていたこの気持ちを大切にしたい。



そしてこの気持ちをあなたに伝えたい。



フラれたならそれまで。



ただ三宅くんに私が声をかけたこと、あの時君が言ったように運命だと信じてる。



ただその前に、私が打ち明けなければいけないことがある。



もしも奇跡的な確率で付き合えたとしたら、一生隠し通すことはできないから。



私がオタクだってことを。



アニメや声優さんが好きでイベントにも行っているようなオタクだということを。



これで嫌われたのならその時は諦める。



それでも怖い。



三宅くんがあの時と同じような状況になったなら、私はどうなるのだろうか。