そんな三宅くんの言う通り、車はしばらく走って大きな病院の駐車場に停車した。
ドアを開けてもらい、支えてもらいながら車を降りた。
目の前にはホテルかと見紛うばかり大きくて立派な病院....。
総合病院という文字が車窓から見えたけど、こんなに立派な病院だとは。
入るのもためらってしまうほど大きい。
「さぁ行くよ」
三宅くんと一緒に大きくて立派な病院の中へ。
ウィーンという音が鳴り、自動ドアが開き中へ入ると病院らしい匂いがした。
おそらくはロビーだと思われる場所も広くてソファがたくさんあった。
中も広くて豪華な病院なんだなぁ。
「下平さんはここで座ってて。俺が話してくる」



