第二ラウンド。
「じゃあ、もっと分かりやすいものの方が良いかな」
そう言って、黄色小人が令月の前に出したのは。
「うわっ…!」
俺も、思わず声を出してしまうほどの、
…札束。
リアルマネーが、山のように積み上がっていた。
これはエグい。
子供相手に、こんな現金見せちゃ駄目だろ。
令月はぽやんとして、自分の目の前に積み上げられた万札タワーを眺め。
「…これがどうしたの?」
「見ての通り、お金だよ。たくさんあるよ」
「たくさんあるね。これをどうするの?」
「どうしても良いんだよ。何に使っても良いんだ。これだけあったら、何でも買えるよ」
「…ふーん…」
あまりに金額が大き過ぎて、むしろ実感が持てないらしい令月。
まぁ、元々こいつら元暗殺者達は、金に対する執着がないからな。
金をもらって、どうやって使って…みたいな経験がないから。
万札を見ても、ただの紙切れにしか見えなくて、それ以上の想像が出来ない。
この紙切れが、何かしらの物に変わるという実感が無いのだ。
だからむしろ、さっきまでの現物支給の方が、実感を持てるのだろう。と思う。
しかし、小人はそんな令月とすぐりの事情を知らないので。
「あ、君にはこれね」
ポイッ、と放り投げるように。
すぐりの前に、百円玉を一枚、放り投げた。
しかも、ちょっと錆びた百円玉を。
狙ってやってんのか?
「さぁ、どう?嫉妬する?嫉妬するでしょ?」
「百円玉か…。これ結構楽しいよねー。駄菓子屋行ってさぁ、百円縛りでどれを買うか、みたいな」
あぁ、性格出る奴な。
ガッツリ百円のお菓子を一個買うか、安い駄菓子をたくさん買うか。
シルナだったら、十円のチョコを十個買いそう。
「ちなみに俺は、水飴とラムネと…あとはビスケットかなぁ」
「僕も水飴は選ぶ。あと酢昆布」
話が盛り上がっている元暗殺者組である。
俺は…ガムとスナックかな…。
って、そんな駄菓子屋談義は良いんだよ。
「僕だったら、敢えてお菓子は買わず、百円でくじに挑戦しますね」
ナジュも何言ってんだよ。
当たらないだろくじなんて。ってそういうことはどうでも良いんだって。
「私はやっぱり、チョコが良いな!十円チョコを十個」
やはりそうか。そうなのかシルナ。
俺の予想通りだったな。
って、だからそうじゃなくて。
「じゃあ、もっと分かりやすいものの方が良いかな」
そう言って、黄色小人が令月の前に出したのは。
「うわっ…!」
俺も、思わず声を出してしまうほどの、
…札束。
リアルマネーが、山のように積み上がっていた。
これはエグい。
子供相手に、こんな現金見せちゃ駄目だろ。
令月はぽやんとして、自分の目の前に積み上げられた万札タワーを眺め。
「…これがどうしたの?」
「見ての通り、お金だよ。たくさんあるよ」
「たくさんあるね。これをどうするの?」
「どうしても良いんだよ。何に使っても良いんだ。これだけあったら、何でも買えるよ」
「…ふーん…」
あまりに金額が大き過ぎて、むしろ実感が持てないらしい令月。
まぁ、元々こいつら元暗殺者達は、金に対する執着がないからな。
金をもらって、どうやって使って…みたいな経験がないから。
万札を見ても、ただの紙切れにしか見えなくて、それ以上の想像が出来ない。
この紙切れが、何かしらの物に変わるという実感が無いのだ。
だからむしろ、さっきまでの現物支給の方が、実感を持てるのだろう。と思う。
しかし、小人はそんな令月とすぐりの事情を知らないので。
「あ、君にはこれね」
ポイッ、と放り投げるように。
すぐりの前に、百円玉を一枚、放り投げた。
しかも、ちょっと錆びた百円玉を。
狙ってやってんのか?
「さぁ、どう?嫉妬する?嫉妬するでしょ?」
「百円玉か…。これ結構楽しいよねー。駄菓子屋行ってさぁ、百円縛りでどれを買うか、みたいな」
あぁ、性格出る奴な。
ガッツリ百円のお菓子を一個買うか、安い駄菓子をたくさん買うか。
シルナだったら、十円のチョコを十個買いそう。
「ちなみに俺は、水飴とラムネと…あとはビスケットかなぁ」
「僕も水飴は選ぶ。あと酢昆布」
話が盛り上がっている元暗殺者組である。
俺は…ガムとスナックかな…。
って、そんな駄菓子屋談義は良いんだよ。
「僕だったら、敢えてお菓子は買わず、百円でくじに挑戦しますね」
ナジュも何言ってんだよ。
当たらないだろくじなんて。ってそういうことはどうでも良いんだって。
「私はやっぱり、チョコが良いな!十円チョコを十個」
やはりそうか。そうなのかシルナ。
俺の予想通りだったな。
って、だからそうじゃなくて。

