その後、同僚が新たに二人、子供達を連れてきた。
この子達も、先程檻の中にいた子だ。
同じく恐怖に引き攣った、異様な眼差しをしていた。
そんな子供達は、まず全員、着ていたものを着替えさせられた。
懐に何か隠していないか、厳重に見張りながらの着替えだった。
男の子だろうが女の子だろうが、関係ない。
大人達が見ている前で、全員裸になり、着替えさせられた。
薄汚れたボロ着から、小綺麗な洋服に。
それは子供達の見栄えを、少しでも良くする為だった。
これから彼らは売られに行くのだから、商品は少しでも、綺麗に見えた方が良い。
当たり前のことなのだろうが、俺は吐き気を催した。
その後、子供達の足首を一人ずつ数珠繋ぎにして鎖を巻き、逃げられないようにした。
その姿は、まるで家畜の群れだった。
そして家畜となった子供達は、正しく家畜のように、檻付きの車に乗せられた。
檻は頑丈で、到底、叩いたくらいで壊せるものではなかった。
そんな檻の中に、子供達を押し込み。
外から、同じく頑丈な南京錠を嵌めた。
これで子供達は、決して外には出られない。
彼らの目は、最早恐怖を通り越して、絶望と諦めに達していた。
…忘れてはいけない。
彼らを鎖で繋ぎ、南京錠で閉じ込めたのは、紛れもなく俺のやったことなのだ。
無論、同僚と一緒に、会長…シルナもどきの指示の下に、ではあるが。
指示されたとはいえ、実行したのは俺だ。
だから、俺だって充分共犯だった。
これからこの子供達は、何処に連れて行かれるのだろう?
まるで、屠殺場に向かうかのようじゃないか。
実際子供達にとっては、屠殺場に向かうも同然なのだろう。
これから自分は家畜として捌かれ、売り払われるのだから…。
陰鬱な思いで、しかし逃げられるはずもなく。
俺と同僚は、シルナもどきに連れ添って、車に乗り込んだ。
何処に行くのかは分からないが、シルナもどきと同僚の口ぶりからして。
恐らく、これから取引相手のもとに向かうのだ。
そんなこと言ってたもんな。
今回の取引相手は、うちにとって上得意様のお客だって。
上得意様ってことは、しょっちゅう奴隷の買い付けに来ている、常連客ってことだろう?
そんなに度々奴隷を仕入れて、何に使ってるんだ?
知りたくもないが、定期的に奴隷の補充が必要な何かをしているのだろう。
…想像するだけで、気持ち悪くなる。
さっき俺が支度をさせた子供達も、これからそこに送られるのだ。
そして、そうするよう指示したのは、このシルナもどきなのだ。
そう思うと、余計に気分が沈むばかりだった。
…車で、二時間ほどかけて辿り着いたのは。
見渡す限り緑が続く、高い鉄の柵に囲われた耕作地だった。
この子達も、先程檻の中にいた子だ。
同じく恐怖に引き攣った、異様な眼差しをしていた。
そんな子供達は、まず全員、着ていたものを着替えさせられた。
懐に何か隠していないか、厳重に見張りながらの着替えだった。
男の子だろうが女の子だろうが、関係ない。
大人達が見ている前で、全員裸になり、着替えさせられた。
薄汚れたボロ着から、小綺麗な洋服に。
それは子供達の見栄えを、少しでも良くする為だった。
これから彼らは売られに行くのだから、商品は少しでも、綺麗に見えた方が良い。
当たり前のことなのだろうが、俺は吐き気を催した。
その後、子供達の足首を一人ずつ数珠繋ぎにして鎖を巻き、逃げられないようにした。
その姿は、まるで家畜の群れだった。
そして家畜となった子供達は、正しく家畜のように、檻付きの車に乗せられた。
檻は頑丈で、到底、叩いたくらいで壊せるものではなかった。
そんな檻の中に、子供達を押し込み。
外から、同じく頑丈な南京錠を嵌めた。
これで子供達は、決して外には出られない。
彼らの目は、最早恐怖を通り越して、絶望と諦めに達していた。
…忘れてはいけない。
彼らを鎖で繋ぎ、南京錠で閉じ込めたのは、紛れもなく俺のやったことなのだ。
無論、同僚と一緒に、会長…シルナもどきの指示の下に、ではあるが。
指示されたとはいえ、実行したのは俺だ。
だから、俺だって充分共犯だった。
これからこの子供達は、何処に連れて行かれるのだろう?
まるで、屠殺場に向かうかのようじゃないか。
実際子供達にとっては、屠殺場に向かうも同然なのだろう。
これから自分は家畜として捌かれ、売り払われるのだから…。
陰鬱な思いで、しかし逃げられるはずもなく。
俺と同僚は、シルナもどきに連れ添って、車に乗り込んだ。
何処に行くのかは分からないが、シルナもどきと同僚の口ぶりからして。
恐らく、これから取引相手のもとに向かうのだ。
そんなこと言ってたもんな。
今回の取引相手は、うちにとって上得意様のお客だって。
上得意様ってことは、しょっちゅう奴隷の買い付けに来ている、常連客ってことだろう?
そんなに度々奴隷を仕入れて、何に使ってるんだ?
知りたくもないが、定期的に奴隷の補充が必要な何かをしているのだろう。
…想像するだけで、気持ち悪くなる。
さっき俺が支度をさせた子供達も、これからそこに送られるのだ。
そして、そうするよう指示したのは、このシルナもどきなのだ。
そう思うと、余計に気分が沈むばかりだった。
…車で、二時間ほどかけて辿り着いたのは。
見渡す限り緑が続く、高い鉄の柵に囲われた耕作地だった。

