「気をつけろよ」
とそっけない感じだが、いい声が耳元でした。
えっ? と顔を上げると、武者小路が自分を抱き止めてくれていた。
そっと床に下ろされる。
そのまま、のっしのっし歩いていってしまった。
「あ……ありがとうございますっ」
とこちらを見もしない武者小路に頭を下げる。
今の感触。
子どものとき大事にしてたクマさんみたいだった……。
そう思いながら、坂巻はいつまでも武者小路を見送っていた。
とそっけない感じだが、いい声が耳元でした。
えっ? と顔を上げると、武者小路が自分を抱き止めてくれていた。
そっと床に下ろされる。
そのまま、のっしのっし歩いていってしまった。
「あ……ありがとうございますっ」
とこちらを見もしない武者小路に頭を下げる。
今の感触。
子どものとき大事にしてたクマさんみたいだった……。
そう思いながら、坂巻はいつまでも武者小路を見送っていた。



