「それが、今日、会って話したいというから、忙しいと言ったら。
なんだか顔を忘れそうだから写真を送れと」
「社長のですか?」
「いや、俺の……」
二人は沈黙した。
「何故、八十島さんの顔を忘れてはいけないのですか?」
「道でバッタリ会ったとき、わからなかったら困るからだろうか。
俺は社長の秘書だしな」
「送るんですか? 写真」
「送らないわけにはいかないだろう。
九条真実は今のところ、まだ、社長の許嫁なんだから」
そんな風に八十島は言った。
内心、社長はこの話、断りそうだ。
主にこの嵐山のせいで、と思っていたのだが。
なんだか顔を忘れそうだから写真を送れと」
「社長のですか?」
「いや、俺の……」
二人は沈黙した。
「何故、八十島さんの顔を忘れてはいけないのですか?」
「道でバッタリ会ったとき、わからなかったら困るからだろうか。
俺は社長の秘書だしな」
「送るんですか? 写真」
「送らないわけにはいかないだろう。
九条真実は今のところ、まだ、社長の許嫁なんだから」
そんな風に八十島は言った。
内心、社長はこの話、断りそうだ。
主にこの嵐山のせいで、と思っていたのだが。



