社長っ、このタクシーは譲れませんっ!

「待て。
 それ、誰が消すんだ、俺か?」

「……八十島さんですかね?」

「あいつは俺の言うことなんて、なにも聞かないぞ」

 そんな秘書の人は問題あると思います……。

「早く、社長のために手を汚してくれるくらい信頼されるといいですね」
と思わず言って、

「……そんな信頼はいらない」
と言われてしまった。