タクシーの中は、いつものように二人でゆったりではなかった。 真ん中に八十島を挟み、ぎゅうぎゅうな感じだった。 将臣も八十島も体格がいいからだ。 運転手さんの運転はちょっと荒く。 三人は右へ左へ無言のまま揺れた。