幼少期に会ったきりの九条真実と結婚させられるのなら、まだ、嵐山の方がマシな気がする、と思ったとき、早百合が言った。
「ともかく、九条真実との話は進めさせないわ。
例え、あんたがあの子を好きになったとしてもね」
いやだから、彼女のことは小さいとき見たきりなんですが……。
そこで早百合は自分の指にはまっていたアレキサンドライトキャッツアイの指輪を外し、掲げて言った。
「千景さん。
ひとつ、ゲームをしましょう。
この家の中で、あなたが見つけていない、もう一匹の猫を見つけられたら、これをあげるわ。
我が家の嫁である印として」
千景はそんな高価な指輪をいただくのも、嫁の印も困りますっ、と青ざめていたが。
早百合はもちろん、そんなことは気にしない。
「ともかく、九条真実との話は進めさせないわ。
例え、あんたがあの子を好きになったとしてもね」
いやだから、彼女のことは小さいとき見たきりなんですが……。
そこで早百合は自分の指にはまっていたアレキサンドライトキャッツアイの指輪を外し、掲げて言った。
「千景さん。
ひとつ、ゲームをしましょう。
この家の中で、あなたが見つけていない、もう一匹の猫を見つけられたら、これをあげるわ。
我が家の嫁である印として」
千景はそんな高価な指輪をいただくのも、嫁の印も困りますっ、と青ざめていたが。
早百合はもちろん、そんなことは気にしない。



