昼休みにでも行ってきます、と言ったが、将臣は、
「仕事終わってから、一緒に買いに行ったのでいいんじゃないか?」
と言う。
「いえいえ。
美味しい店は昼には売り切れちゃうんで」
「そうか。
じゃあ、すまないが、秘書室にもなにか買ってきてくれ。
昨日、お前にもらった菓子を秘書室で配ったら、みんなの当たりが柔らかくてな」
前社長のためにも、この若造を鍛えねばっ、と思っているらしい女性秘書の方々に、いいお菓子を渡すと、途端に、にこやかになるのだと言う。
「はは、そうですか。
いえ、私も人からいただいたお菓子だったんですけどね。
では、秘書室の分も買ってきますよ」
と言うと、将臣は二万円渡してこようとする。
「いや、そんなにしませんよっ?」
と言ったが、
「いい。
残りは駄賃だ、とっておけ」
と将臣は札を押し付けて去っていった。
「仕事終わってから、一緒に買いに行ったのでいいんじゃないか?」
と言う。
「いえいえ。
美味しい店は昼には売り切れちゃうんで」
「そうか。
じゃあ、すまないが、秘書室にもなにか買ってきてくれ。
昨日、お前にもらった菓子を秘書室で配ったら、みんなの当たりが柔らかくてな」
前社長のためにも、この若造を鍛えねばっ、と思っているらしい女性秘書の方々に、いいお菓子を渡すと、途端に、にこやかになるのだと言う。
「はは、そうですか。
いえ、私も人からいただいたお菓子だったんですけどね。
では、秘書室の分も買ってきますよ」
と言うと、将臣は二万円渡してこようとする。
「いや、そんなにしませんよっ?」
と言ったが、
「いい。
残りは駄賃だ、とっておけ」
と将臣は札を押し付けて去っていった。



