優しい彼氏と弱い私

そんなふたりだが仲良くやっていた。美桜はどんどん蓮に甘えていくようになり蓮はそれを許し甘やかしたそして愛した。しかし蓮は少し違和感を感じていた。その違和感の正体は後に美桜の自殺願望と自傷癖だったつまり苦しみを1人で抱えたままだった蓮を上手く頼れていなかったということがわかる。
蓮はしばらく様子を見ていた。しかしある日美桜が「いきなりでごめんね…私もう生きてるの疲れた…今までありがとう沢山甘やかしてくれてとても嬉しかった。死ぬ前に蓮みたいないい人と付き合えて幸せだった。私が死んでも元気でいてね幸せになってそして色んな人を幸せにしてあげて」そうメッセージが来た…それを見た蓮はとても焦った。そして彼女に電話をかけた。彼女は出てくれた。それが初めての電話だった。そして蓮は「お願いだ死なないでくれ…俺が…お前を支えるから美桜を幸せにするから約束するだから生きてくれ…」と泣きながら言った。すると美桜は「ありがとう…でもその思いは私なんかより他の人に向けてあげて…本当は私なんて愛される価値も何もない人間なんだから…」美桜はそういった…蓮は決めた。美桜をさらうとそして家に閉じ込めて死ねないようにしようと沢山愛そうと。そして蓮は美桜に「今どこにいる?!」そう聞いた…するとその場所はとても離れていた…しかし蓮の気持ちは変わらなかった。蓮は「美桜お願いだ1日待ってくれ。俺は美桜に会いたい。会いに行くから待っててくれお願いだ…今日すぐ出発する。明日には美桜に会えるようにする約束する。だから今死ぬのは待ってくれ…お願いだ…」泣きながらそういった。
美桜は「うん…わかった…待ってる…でも無理してこなくていいよこんな奴のために…それに蓮仕事あるでしょ…」
蓮は「仕事なんかより美桜の方が大事に決まってる!!!今から行くからな?通話は飛行機乗るまで繋いだままにしとくぞ?」そう言って蓮は準備を始めた。s