ついにきた。この時が。

みんなで言われた通り動くが。
梨花が前に5歩進んでしまった。

「ははっ、ははっ」
祐介は梨花の前まで行き、
「ゲームオーバー」

と言った。その途端。


「ぎゃああああ!」
梨花の声が公園に響いて、すうっと消えた。

「え、り、梨花?え?
嘘だよね?生きてるよね?」

由那が言う。
「由那。 
今梨花はいない。だから俺は反対したんだ。」
「。。。」