リセット〜君を救うために、何度でも〜

日和のことを忘れられたら、俺もいつも通りの日常に戻れるのか?ふと、そんなことを考えて慌てて首を横に振る。日和のいない日常は、俺にとっての日常なんかじゃない!!

教室はもう、日和が死ぬ前と何も変わらなくなっていた。夏休みの予定を話して、宿題を面倒くさがって、バイトの求人簿を見ている奴もいる。

(まだ日和が死んで一ヶ月も経ってないって言うのに、何でみんな平気でいられるんだよ!!)

ぐちゃぐちゃな気持ちを抱えたまま、夏休みに入ってしまった。



楽しみにしていたはずの夏休みを、俺は一日中ボウッと過ごす毎日だ。両親は何も言ってこない。それだけはありがたかった。

クーラーの効いた部屋のベッドの上、何もする気が起きずにお昼を過ぎてもパジャマで寝ている。ふとしたことで日和のことを考えてしまうため、スマホを手に取った。

「LINE?」

クラスLINEに大量の通知が来ていた。何も考えずにタップをし、俺は後悔することになる。

「今度の日曜日、バーベキューやるんだけど参加する人いる〜?」