キミの同担拒否

明日からいつも通りじゃなくても、
ゆっくりゆっくりいつも通りに戻れるはずだ

一緒に帰ろうなんて言わずとも
隣で歩幅を合わせてくれる悠李

こんな時に限って悠李の優しさに気づく。

2人とも無言

だけど嫌な無言の空間じゃない

寧ろ安心する。


人前でこんなに泣いたのは初めてだった。
目が痛いし、
ほんともうヤダ

「っぶね、」

「あ、ごめん」

またボーッとしてたのか、電柱にぶつかりそうになった

危ない危ない

いつもなら、ばーかとか言ってくるのに、今日は、「いえいえ」なんて言って微笑むだけの悠李。

その優しさがなんかむず痒くて、気持ち悪い

けどそれを言う気力もない

「......じゃあ、俺はここで帰るわ」

「え?」

「今日は一人で帰りたい気分じゃないの?」

「......うん」

「じゃあ、こっち曲がるから」

「......まって」


熱が出た時みたいに、人肌が恋しくなってる。
まだ、1人になりたくない