キミの同担拒否

こんな感じで
本当に相手を知って
好きになったのは
初めてだった

恋をすると
こんなに世界は明るい

琉唯のことだけを勝手に目で追ってるから
視野も狭くなる。

今日みたいに
1つ何か些細なことがあるだけで
こんなに不安になる。


恋なんてしなければ良かったなぁ...なんてまだ思わないけど、こんなに嫌いな自分を見つけるなら、前までのおとめと2人で遊んで楽しんでいたころの自分に戻りたい



私と琉唯が出会ったのは約1年前。

総合の授業でグループ活動をした時に初めて琉唯と話した。

その授業は、自分の長所について具体的に説明する、という内容だった。

話したこともない人に、自分の長所を話すことは少し躊躇われたけど、早く終わらそうと、グループのメンバーが自分の長所について話す間、配られたワークシートに感想を書いていった

そして琉唯の番になると、琉唯はこう言った



『僕の長所は物事を真剣に考えられるところです。
好きなものは好きと言うことはきっと世間で言う“当たり前”の事なのでしょうけど、よくよく考えてみると、些細なことでも学校や社会では自分の意見を我慢する時は今までに沢山あったはずです。時にはそれが良いとされることもあるかもしれませんが僕はそうは思いません。きちんと自分の意見を言う、伝えることが大切だと思うからです。もっと日常の『当たり前』に疑問を持ち考えて行きたいと思います』



これを聞いて私は琉唯に興味を持った。

自分のテストの点数が良いからとかそんなのは関係なしに、やっぱり話が通じない人と話をするのは疲れる。

さらには、琉唯が話したような、日常の疑問とか話をする人は今までいなかったから
勝手に親しみを感じたし
琉唯の話を聞いていてとても面白かった。

“あぁ、そんな考え方もあるのか”
って思えた。
私はその瞬間が大好き。