目の前で繰り広げられるラブラブに心がほっこり
「いいなぁ…」
自然と口に出していた
するとるいくんはおとめの顔を覗き込んだかと思うとこう言った
「じゃあ俺達もする?」
「へ?」
「悠李と蒼唯のせいで変な気分になった」
「変な、気分?」
すると突然おとめを抱きしめ、肩に顔をうずめる。
るいくんのいい匂いがする
「えっちな…気分」
「ひゃぇあっ」
耳元で囁くなんてずるいよ
崩れ落ちるおとめを「おっと…」と抱きしめ直す琉唯くん
やばい、腰抜けたかも
「るい、くん…おとめ、腰抜けた…かも」
「え?…ふふ、おとめ、ヘンタイだね」
普段とは違う雰囲気にもう飲み込まれたおとめは、るいくんの吐き出す予想外の発言にゾクゾクし始めちゃってる
「まっ、てほんと立てない…」
「ふふ、大丈夫大丈夫。テントまで運んであげるから」
「ごめ……っるいくん!?」
「この方が運びやすいから」
そういってお姫様抱っこをするるいくん
50メートル先の女子群の騒ぐ声なんかより、自分の心臓が一番うるさくって。
でも本当に立てないからもうこれでいっか
「…生殺しだろ、これ」

