キミの同担拒否

「通常運転だよ。…なぁ早く」

「…うざい」

「…あ、またツンツンした」

「……うるっさいわね!!!デレデレして欲しけりゃあっち行けばっ!!!」

そう言って指さしたのは男子リレーの観客だった。

さっきの悠李くんの走りを見た大勢の女子たちが目をハートにして私たちの50メートルくらい先でかたまってる

「…ちょ、蒼唯っ、」

今にも帰ろうとしている蒼唯の腕をとり、悠李くんは蒼唯を抱きしめた

「…俺が好きなのは蒼唯なんだって…」

「ちょっ、み、耳元で喋んなっ…っ」

「ご褒美ほしーな」

「っ、そ、そんなの用意してな」

「じゃあ……キスさせて」

言われてもないおとめがむせた。

「は?頭おかし…」

「おかしくないよ、ねぇいいでしょ?」

「ダメに決まって…」

顔を赤くしていやがるする蒼唯をよそに、ちゅっと蒼唯の頬にキスをした

「ちょっ……!!」

「あれぇ、お顔が真っ赤ですね、お姫様」

「っ……」

「…怒った?」

「………おこった」

「は?くそ可愛いんだけど」