「あ、僕が連れてってあげるー!」


ほわほわした声の子が案内してくれるみたい。


いいのかなぁ〜


「ありがとうございます!」


ぺこりとお辞儀をすると、手を引かれた。


「じゃあ、行こっか!
こっちだよ〜!!」


私はほわほわした声の子にトコトコとついて行く。


エレベーターに乗るとぱっと明かりに包まれた。


暗闇に慣れた目には少し眩しいや。


目を細めていると、彼の姿がハッキリと見える。


っわ…………


私は唾を飲み込む。


それくらい凄かった。


可愛い系のイケメンさんだ……


目はクリクリっとしていて、鼻は小さい。


唇はピンク色で女の子みたいなお顔だった。


前髪はちょっぴり長め。


ピンクに染めてる髪だけど全然変じゃない。


イケメンって凄いなぁー


改めて思った私でした。