一途な総長は私を甘く惑わせる

ん!?


なに!?!?


「り、凛久様よ!!」 


「あ、私もう死んでもいい…」


「理玖様と一緒の空間にいられるなんてっ…!」


「一生分の運、使い果たしたかも…」


「私はそれでもいいっ!」


女の子がうっとりした表情で凛久くんを見つめている。


中には倒れる子も。


私のことなんて眼中にない様子です……


地味に傷つく…


「は!?!?
 あの隣にいる女だれ!?」


あ、気づいてくれたみたい(´꒳`)ホッコリ


「あの子、見たことないわ!」


でも……


なんか…


怒られてるっぽい……?


「転入生かしら!?!?」


め、メラメラと炎が燃えてる。


これは怒ってるね……