真田、燃ゆ
歴史・時代
完
2
ヤミネコ/著
- 作品番号
- 1665224
- 最終更新
- 2022/04/18
- 総文字数
- 7,493
- ページ数
- 13ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,358
- いいね数
- 2
戦国の世の終わり、大阪夏の陣。
滅びゆく豊臣家中に、
一際異彩を放つ男がいた。
信州真田家に生を受け、
稀代の謀将であった父昌幸の
薫陶を受けた勇将、真田左衛門佐幸村。
豊臣家の鋭き刃の如き
この男を亡き者にすべく、
徳川家は一人の女忍者を放つ。
密命を受けた女忍者、楓と、
生きては還らぬ戦いに従容と臨む幸村。
二人が邂逅したとき、
物語は始まった──。
大阪夏の陣を舞台に、
陽炎のように燃え、
そして消えて行った、儚い恋の物語。
- あらすじ
- 大阪夏の陣前夜、徳川家は幸村を暗殺するため、楓という名の女忍者を放った。
楓は幸村に近侍し、閨で幸村を暗殺しようとするが、幸村を護る忍者に阻まれてしまう。
死を覚悟した楓だったが、幸村はそのまま、楓と一夜を共にした。
翌朝、目を覚ました楓に、幸村は自らの胸中を語って聞かせた。
楓は幸村と共に死ぬことを望んだが、幸村は楓に「生きよ」と告げた。
楓は城を出て、幸村は最後の戦場に向かった。
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