やばいやばい、とその場を旋回して上へ飛び上がらせたドローンからの景色を見ながら、
「笑美ちゃん、いける!?」
と、声を張り上げた。
「もちろんでございます、紫苑様」
タブレット画面を凝視した彼女は、もう少し右へ、だの、そこで止まってください、だのと指示を飛ばしてくる。
そのまま、彼女が言う通りの場所でドローンをホバリングさせると。
「……戦闘用意、」
笑美ちゃんの口から、いつもの彼女からは考えられない程真剣で自信に満ち溢れた声が漏れた。
(!?)
その余りのギャップに驚き、思わず彼女の方へ顔を向けてしまう。
「……始め」
彼女がその言葉を発した瞬間、ドローンの下部から銃弾が飛び出した。
その弾は、吸い込まれるように2人の男の胸元へと侵入していき。
胸から赤い花を咲かせた彼らは、銃を握り締めたまま折り重なるようにして倒れた。
「ええっ、すご…」
その一部始終をしっかりと目撃してしまった私の口からは、語彙力が皆無なのがばれる台詞しか出てこない。
そんな私を見た家政婦は、恥ずかしそうに微笑んで。
「痛み入ります。それでは先へ進みましょう、紫苑様」
先程とは似ても似つかない、優しい声をあげた。
「笑美ちゃん、いける!?」
と、声を張り上げた。
「もちろんでございます、紫苑様」
タブレット画面を凝視した彼女は、もう少し右へ、だの、そこで止まってください、だのと指示を飛ばしてくる。
そのまま、彼女が言う通りの場所でドローンをホバリングさせると。
「……戦闘用意、」
笑美ちゃんの口から、いつもの彼女からは考えられない程真剣で自信に満ち溢れた声が漏れた。
(!?)
その余りのギャップに驚き、思わず彼女の方へ顔を向けてしまう。
「……始め」
彼女がその言葉を発した瞬間、ドローンの下部から銃弾が飛び出した。
その弾は、吸い込まれるように2人の男の胸元へと侵入していき。
胸から赤い花を咲かせた彼らは、銃を握り締めたまま折り重なるようにして倒れた。
「ええっ、すご…」
その一部始終をしっかりと目撃してしまった私の口からは、語彙力が皆無なのがばれる台詞しか出てこない。
そんな私を見た家政婦は、恥ずかしそうに微笑んで。
「痛み入ります。それでは先へ進みましょう、紫苑様」
先程とは似ても似つかない、優しい声をあげた。



