ホテル代とタクシー代のお礼のラインを送ったが既読はついたけど、返事はなかった。
ゼミの授業は何事もなかったように進み、混乱してしまった。
あの日の夜はなんだったんだろう、不安になった時、ラインに先生からのメッセージが入った。
[一旦、みんなと出て行ってから一人で戻っておいで]
言われた通り一旦みんなと一緒に先生の研究室を出てからこっそりと一人で戻った。
先生との内緒の恋にドキドキした。
「相馬くんに言わないといけない事があるんだ。あの日、あんなことになってから言うのは卑怯だと思う、だけど秘密にしておくのは相馬くんに対して誠実じゃないと思ったんだ」
「何ですか?」
「私には妻子がいる」
「え?」
「ただ、離婚の話が進んでいて後は妻が離婚届にサインしてくれれば終わるんだが、なかなか書いてくれなくて」
「離婚の理由は何なんですか?」
「もともと夫婦の間は冷めていて、わたしの居場所は無いんだ。だから、寂しい思いをしていたという相馬くんならわたしのことをわかってくれると思って縋ってしまった。わたしの半分の歳の君に縋るなんて情けないよね」
すごく辛そうな先生の姿を見て、分かってあげられるのは私しかいないと思った。
「先生のそばにいます」
「離婚をスムーズにするために、二人の関係を知られてはいけないから、出かけたりする事もできないし、相馬くんとは連絡をとるのも慎重にしないといけなくなる、それでもわたしを受け入れてくれるかい?」
「はい」
ありがとうと言って、先生は私を抱きしめてくれてソファの上で愛し合った。
初めての時よりも気持ちがよかった。
それは、先生が私を愛してくれているのがわかったから、体も先生の愛を感じたんだと思う。
それからは、先生から「おいで」の一言で研究室へ行っては愛を確かめ合った。
「かわいい」「好きだよ」と言われるたびに身体が震えた。
奥さんとの離婚が成立したら、二人でたくさんデートして私が先生の奥さんになると思っていた。
ゼミの授業は何事もなかったように進み、混乱してしまった。
あの日の夜はなんだったんだろう、不安になった時、ラインに先生からのメッセージが入った。
[一旦、みんなと出て行ってから一人で戻っておいで]
言われた通り一旦みんなと一緒に先生の研究室を出てからこっそりと一人で戻った。
先生との内緒の恋にドキドキした。
「相馬くんに言わないといけない事があるんだ。あの日、あんなことになってから言うのは卑怯だと思う、だけど秘密にしておくのは相馬くんに対して誠実じゃないと思ったんだ」
「何ですか?」
「私には妻子がいる」
「え?」
「ただ、離婚の話が進んでいて後は妻が離婚届にサインしてくれれば終わるんだが、なかなか書いてくれなくて」
「離婚の理由は何なんですか?」
「もともと夫婦の間は冷めていて、わたしの居場所は無いんだ。だから、寂しい思いをしていたという相馬くんならわたしのことをわかってくれると思って縋ってしまった。わたしの半分の歳の君に縋るなんて情けないよね」
すごく辛そうな先生の姿を見て、分かってあげられるのは私しかいないと思った。
「先生のそばにいます」
「離婚をスムーズにするために、二人の関係を知られてはいけないから、出かけたりする事もできないし、相馬くんとは連絡をとるのも慎重にしないといけなくなる、それでもわたしを受け入れてくれるかい?」
「はい」
ありがとうと言って、先生は私を抱きしめてくれてソファの上で愛し合った。
初めての時よりも気持ちがよかった。
それは、先生が私を愛してくれているのがわかったから、体も先生の愛を感じたんだと思う。
それからは、先生から「おいで」の一言で研究室へ行っては愛を確かめ合った。
「かわいい」「好きだよ」と言われるたびに身体が震えた。
奥さんとの離婚が成立したら、二人でたくさんデートして私が先生の奥さんになると思っていた。



