かなりの時間を待たされて。
しかし、それでも昨日、おたおたしていた私達の喫茶店に比べれば、断然マシですが。
ようやく、注文したパンケーキが運ばれてきました。
「大変長らくお待たせしましたっ…」
と、息の切れた様子で、店員さんは言いました。
重そうなお皿の上には、茶色いパンケーキのタワーが積み重なっていました。
壮観ですね。
そのあまりの光景に、他のお客さんも目を丸くしていました。
常々言っていますが、人々を驚かせるというのは、なかなか出来ることではありません。
何だか誇らしいですね。
「凄い大食い系女子だと思われてそう…。いや、実際そうなんだけど…」
と、奏さんは呟いていました。
私は大食いな訳ではなく、ただ胃袋に限界がないだけです。
「ご苦労様でした。味わって食べさせて頂きますね」
「はいっ…。こちらはお連れ様の、パンケーキ1枚です」
と、店員さんは言いながら。
奏さんの前に、ちまっと1枚だけ乗ったパンケーキのお皿を置きました。
10枚のパンケーキタワーと比べると、非常に貧弱に見えますね。
「お飲み物もどうぞ」
と、店員さんは、注文した飲み物を持ってきてくれました。
至れり尽くせりですね。
「ありがとうございます」
「いいえ。それでは、ごゆっくりどうぞ」
と、店員さんは、それでも笑顔を作って言いました。
素晴らしい接客魂ですね。
では、改めて。
「壮観だね…。どうやってナイフ入れるの?それ…」
と、奏さんは圧倒されたように聞きました。
「取皿に1枚ずつ取って食べましょう」
「あ、成程」
「ではいただきます。…もぐもぐ」
「どう?美味しい?」
「もぐもぐ…ごくん。はい、美味しいですね」
と、私は言いました。
同じパンケーキのはずですが、昨日私達が作っていた、ホットケーキミックスで作ったパンケーキより、美味しく感じます。
「奏さんも食べてみてください。昨日の私達のパンケーキより、美味しいですね」
「え、本当…?…あ、本当だ。何でだろう?」
「調理法が違うのかもしれませんね。もぐもぐ…。接客も、メニューの質も、もぐもぐ。私達より遥かに、もぐもぐ。上ですね。今更比べても、もぐもぐ。仕方ないですが。もぐもぐ」
「…うん。ゆっくり食べて良いからね。俺待ってるから」
と、奏さんは言いました。
気を遣ってくださって、ありがとうございます。
しかし、それでも昨日、おたおたしていた私達の喫茶店に比べれば、断然マシですが。
ようやく、注文したパンケーキが運ばれてきました。
「大変長らくお待たせしましたっ…」
と、息の切れた様子で、店員さんは言いました。
重そうなお皿の上には、茶色いパンケーキのタワーが積み重なっていました。
壮観ですね。
そのあまりの光景に、他のお客さんも目を丸くしていました。
常々言っていますが、人々を驚かせるというのは、なかなか出来ることではありません。
何だか誇らしいですね。
「凄い大食い系女子だと思われてそう…。いや、実際そうなんだけど…」
と、奏さんは呟いていました。
私は大食いな訳ではなく、ただ胃袋に限界がないだけです。
「ご苦労様でした。味わって食べさせて頂きますね」
「はいっ…。こちらはお連れ様の、パンケーキ1枚です」
と、店員さんは言いながら。
奏さんの前に、ちまっと1枚だけ乗ったパンケーキのお皿を置きました。
10枚のパンケーキタワーと比べると、非常に貧弱に見えますね。
「お飲み物もどうぞ」
と、店員さんは、注文した飲み物を持ってきてくれました。
至れり尽くせりですね。
「ありがとうございます」
「いいえ。それでは、ごゆっくりどうぞ」
と、店員さんは、それでも笑顔を作って言いました。
素晴らしい接客魂ですね。
では、改めて。
「壮観だね…。どうやってナイフ入れるの?それ…」
と、奏さんは圧倒されたように聞きました。
「取皿に1枚ずつ取って食べましょう」
「あ、成程」
「ではいただきます。…もぐもぐ」
「どう?美味しい?」
「もぐもぐ…ごくん。はい、美味しいですね」
と、私は言いました。
同じパンケーキのはずですが、昨日私達が作っていた、ホットケーキミックスで作ったパンケーキより、美味しく感じます。
「奏さんも食べてみてください。昨日の私達のパンケーキより、美味しいですね」
「え、本当…?…あ、本当だ。何でだろう?」
「調理法が違うのかもしれませんね。もぐもぐ…。接客も、メニューの質も、もぐもぐ。私達より遥かに、もぐもぐ。上ですね。今更比べても、もぐもぐ。仕方ないですが。もぐもぐ」
「…うん。ゆっくり食べて良いからね。俺待ってるから」
と、奏さんは言いました。
気を遣ってくださって、ありがとうございます。


