「アイカ、ご飯食べないの?」


「え、あぁ、食べるよ」


 と、ライトに言われ、お弁当に手をつける。


「サキとカズマ、なに話してるんだろーね」


「さぁ。別になんでもいいんじゃない?」


 そして席を立ってふと窓の外を見ると、


「あっ…!」


 1つのベンチに並んで座るサキとカズマがいた。


 もしかして、あの2人って…!