「すごい数だな」
今日中に片付くのか、と言いたげな目で真冬は颯を見る。颯は「あはは……」と乾いた笑い声を出した。
「手伝ってくれたら、××堂の和マカロンをあげるけどどう?」
「××堂って老舗の高級和菓子店!和マカロンってインスタ映えするって話題の可愛いマカロン!」
颯の言葉に葉月が目を輝かせる。そして、「早く片付けて食べよう!」と風音と真冬に声をかけ、作業を始めた。
「……ハァ、マカロンで釣られるのか……」
「葉月、そんなにマカロン好きだったのか?」
真冬が呆れたようにため息をつき、葉月のテンションの上がりように風音は驚きながらも手を動かす。その様子を見て颯は微笑みつつ、自分も本の整理を始める。
本が必要か否か颯に確認し、颯が必要と言えば棚に戻し、不必要であれば机の上に置いていく。
そんな作業を繰り返すこと数時間、本棚は少しだけ片付けることができた。
「もうそろそろ帰らないといけないし、続きは明日だな」
今日中に片付くのか、と言いたげな目で真冬は颯を見る。颯は「あはは……」と乾いた笑い声を出した。
「手伝ってくれたら、××堂の和マカロンをあげるけどどう?」
「××堂って老舗の高級和菓子店!和マカロンってインスタ映えするって話題の可愛いマカロン!」
颯の言葉に葉月が目を輝かせる。そして、「早く片付けて食べよう!」と風音と真冬に声をかけ、作業を始めた。
「……ハァ、マカロンで釣られるのか……」
「葉月、そんなにマカロン好きだったのか?」
真冬が呆れたようにため息をつき、葉月のテンションの上がりように風音は驚きながらも手を動かす。その様子を見て颯は微笑みつつ、自分も本の整理を始める。
本が必要か否か颯に確認し、颯が必要と言えば棚に戻し、不必要であれば机の上に置いていく。
そんな作業を繰り返すこと数時間、本棚は少しだけ片付けることができた。
「もうそろそろ帰らないといけないし、続きは明日だな」


