憂鬱な心が，壊れた電気みたいにチカチカする。
梨々香がすきなんだよねって消えては
朝から話しかけてくれて嬉しいって灯る。
そんな残酷なもの。
「？ なんか元気無くね？ 一昨日の用事ってそんな大事だったの？ にしては忘れてたけど，焦ってたし」
そんなとこばかり気付くとこがやだ。
っていうか，用事って…？
…あ。
『ごめんねっ瑞希。私用事思い出しちゃって…！ またねっ』
一昨日の私がそういって帰ったんだ…
ちょっと罪悪感。
まさかそんな会話をいちいち覚えててくれるなんて思ってなくて。
「そ…んなことないよ。それよりどうしたの？」
ごめんね，瑞希。
「どうも？ 見つけたから声かけただけ」
梨々香がすきなんだよねって消えては
朝から話しかけてくれて嬉しいって灯る。
そんな残酷なもの。
「？ なんか元気無くね？ 一昨日の用事ってそんな大事だったの？ にしては忘れてたけど，焦ってたし」
そんなとこばかり気付くとこがやだ。
っていうか，用事って…？
…あ。
『ごめんねっ瑞希。私用事思い出しちゃって…！ またねっ』
一昨日の私がそういって帰ったんだ…
ちょっと罪悪感。
まさかそんな会話をいちいち覚えててくれるなんて思ってなくて。
「そ…んなことないよ。それよりどうしたの？」
ごめんね，瑞希。
「どうも？ 見つけたから声かけただけ」
