メルティ・ナイト



そんな彼らの温かさにちょっぴり泣きそうになっていると、茉央くんの大きな手が、わたしの頭の上にぽんっと乗った。


その安心感に心を救われていると、わたしの想いを掬うように優しい瞳を向けてくれる。


「もうすずかは俺らの仲間だよ」



仲間だと言ってくれるその優しさに、孤独だった心が救われて。

たったひとりで飛び込んだ慣れない生活を彩りのあるものにしてくれた。





────『俺のせいで……、すずか、ごめん……っ』

────『ぜったいにすずかのこと許さない……っ!』



二度と、あんなことにはならないと信じて。

前向きに、彼らと向き合ってもいいのかな。



たとえ、心の支えだったマオちゃんに会えなくても……。