***
「それ、課題?」
「うん」
ごはんを食べて、私が先にお風呂入って。
「来週提出の……って!?」
「どうかした?」
「なんでまた服着てないの!?」
座っていた私のうしろからのぞきこんできた遥。
やけに肌色が多いと思ったら……!
「だって胡桃、前に俺が上半身裸で部屋行ったらめちゃくちゃ喜んでたじゃん」
「喜んでない……!」
語弊がありすぎる!
てか着痩せするタイプなのかなんなのか、相変わらず腹筋やばいし、
前に私の部屋や旅館でキスしたときのこと思い出しちゃうから、ほんと、やめてほしい……。
そもそも遥、ふつうに服着てるときもそうだけど、キスするときの色気が……。
「ぜんぶ聞こえてるよ。
腹筋やばいとか、キスするときの色気がどうとか……」
「もっ、もう、やめてーーっ!!」
どんな色男だよ、ばか……!
「色男でごめんな?
だって構ってほしくて」
「なんでうしろに座るの!?」
てか服を着ろーーーッ!!
「だめ……?」
「それ、は……」
ああっ、もう!
だからその熱っぽい目、やめてってば!
「胡桃……」
お腹の前に腕が回って、ぎゅっと抱きしめられて。
肩にグリグリ顔を押しつけられて。
「好き……」
っ〜〜、近い近い!
集中できない!!
服越しとはいえ、素肌のせいか、背中に感じる体温は高いし、耳にかかる吐息が甘くてぞくぞくする。
「なにエロい考えてんの」
「そっ、それは、遥が……っ!」
クスッと笑う声が耳元で。
そんな格好で抱きつかれて、集中力続くわけないし、平常心でいられるわけない……!
「大丈夫。
俺が教えてあげるから」
「は、遥はもう、終わったの?」
「ん、終わってる」
「いつの間に!?」
サラリと言われてびっくりする。
課題なんていつやってるの!?
「それ、課題?」
「うん」
ごはんを食べて、私が先にお風呂入って。
「来週提出の……って!?」
「どうかした?」
「なんでまた服着てないの!?」
座っていた私のうしろからのぞきこんできた遥。
やけに肌色が多いと思ったら……!
「だって胡桃、前に俺が上半身裸で部屋行ったらめちゃくちゃ喜んでたじゃん」
「喜んでない……!」
語弊がありすぎる!
てか着痩せするタイプなのかなんなのか、相変わらず腹筋やばいし、
前に私の部屋や旅館でキスしたときのこと思い出しちゃうから、ほんと、やめてほしい……。
そもそも遥、ふつうに服着てるときもそうだけど、キスするときの色気が……。
「ぜんぶ聞こえてるよ。
腹筋やばいとか、キスするときの色気がどうとか……」
「もっ、もう、やめてーーっ!!」
どんな色男だよ、ばか……!
「色男でごめんな?
だって構ってほしくて」
「なんでうしろに座るの!?」
てか服を着ろーーーッ!!
「だめ……?」
「それ、は……」
ああっ、もう!
だからその熱っぽい目、やめてってば!
「胡桃……」
お腹の前に腕が回って、ぎゅっと抱きしめられて。
肩にグリグリ顔を押しつけられて。
「好き……」
っ〜〜、近い近い!
集中できない!!
服越しとはいえ、素肌のせいか、背中に感じる体温は高いし、耳にかかる吐息が甘くてぞくぞくする。
「なにエロい考えてんの」
「そっ、それは、遥が……っ!」
クスッと笑う声が耳元で。
そんな格好で抱きつかれて、集中力続くわけないし、平常心でいられるわけない……!
「大丈夫。
俺が教えてあげるから」
「は、遥はもう、終わったの?」
「ん、終わってる」
「いつの間に!?」
サラリと言われてびっくりする。
課題なんていつやってるの!?



