***
「はる、か……っ」
「ん……?」
「もう、息、つらい……っ」
「ん、ごめん。
でも、もうちょっと……」
もう、限界だよ……っ。
『ごめん……我慢できない』
そう言って楽屋に来た瞬間からソファーに押し倒された私は、今までずっと、キスされている。
「いいかげん、髪、崩れちゃうから……っ」
「ならこうしよ」
息がつらくてやめてほしいって気持ちを込めて言った言葉。
「だ、め……っ」
「だめじゃない。
ほら。もっとくっついて、ぎゅーしながらキスしよ」
「はるっ……んんっ……」
なのに膝の上に乗せられて、息を整える間もなくまた唇を塞がれたら、もうされるがまま。
「清見さん、呼びにくる、から……っ」
「ふたりでいるのに他の男の名前出すの禁止」
もう、1時間経つのに……っ。
唇、腫れちゃう……っ。
「っ、は……かわいい、胡桃」
「ふっ……ぁ、」
潤む視界の中見える遥の姿。
暑いと脱いだジャケットも、ネクタイも、完全にソファーの下で。
色気、ありすぎだよ……っ。
いくつか外されたボタンから見える、キレイな鎖骨。
とんでもないほどの熱を秘めた瞳。
思考も視界もぜんぶが遥で埋めつくされて、全身がとろとろとけていく。
「服、ソファーの下……汚れちゃう、」
「なに。そんなの気にするくらいの余裕、まだあんの」
「っ、あ……ぅ」
「なら、ここもさわるよ」
「っ、やめ……っ、」
「は……すっげーかわいい声」
するりとなでられた剥き出しの太もも。
ほんと、どうしたの……っ。
さっきスタジオを出る時も、今も。
表情も声も、いつもより余裕がない感じがする。
「もっと、もっと……たりない、」
「好きだよ、好き」
なんて考えている暇もなく、性急に愛を求められてまた深く唇を塞がれるから、必死にしがみついて、応えるしかできなくて。
コンコン。
っ!?
「はる、か……っ」
「ん……?」
「もう、息、つらい……っ」
「ん、ごめん。
でも、もうちょっと……」
もう、限界だよ……っ。
『ごめん……我慢できない』
そう言って楽屋に来た瞬間からソファーに押し倒された私は、今までずっと、キスされている。
「いいかげん、髪、崩れちゃうから……っ」
「ならこうしよ」
息がつらくてやめてほしいって気持ちを込めて言った言葉。
「だ、め……っ」
「だめじゃない。
ほら。もっとくっついて、ぎゅーしながらキスしよ」
「はるっ……んんっ……」
なのに膝の上に乗せられて、息を整える間もなくまた唇を塞がれたら、もうされるがまま。
「清見さん、呼びにくる、から……っ」
「ふたりでいるのに他の男の名前出すの禁止」
もう、1時間経つのに……っ。
唇、腫れちゃう……っ。
「っ、は……かわいい、胡桃」
「ふっ……ぁ、」
潤む視界の中見える遥の姿。
暑いと脱いだジャケットも、ネクタイも、完全にソファーの下で。
色気、ありすぎだよ……っ。
いくつか外されたボタンから見える、キレイな鎖骨。
とんでもないほどの熱を秘めた瞳。
思考も視界もぜんぶが遥で埋めつくされて、全身がとろとろとけていく。
「服、ソファーの下……汚れちゃう、」
「なに。そんなの気にするくらいの余裕、まだあんの」
「っ、あ……ぅ」
「なら、ここもさわるよ」
「っ、やめ……っ、」
「は……すっげーかわいい声」
するりとなでられた剥き出しの太もも。
ほんと、どうしたの……っ。
さっきスタジオを出る時も、今も。
表情も声も、いつもより余裕がない感じがする。
「もっと、もっと……たりない、」
「好きだよ、好き」
なんて考えている暇もなく、性急に愛を求められてまた深く唇を塞がれるから、必死にしがみついて、応えるしかできなくて。
コンコン。
っ!?



